『1人1台端末』
糸島高校では令和4年4月から1人1台端末Chromebookの貸出しを行っています。持ち帰りもできるため、校内外でいつでもどこでも自由に使えます。授業やHR、学年や学校行事などあらゆる場面で、Google ClassroomをはじめとするGoogle for Educationの豊富なアプリケーションを使って学習することができます。学校や学年、授業、部活動単位でClassroomがあり、連絡事項やアンケート、小テスト、学習時間調査などが行われています。学習や行事の活動や振り返りをポートフォリオとしてクラウド上に蓄積することで、大学や短大・専門学校の総合型選抜や学校推薦型選抜入試の際の支えにもなります。
『糸高チャンネル』
コロナ禍の中で全校生徒が一同に集うことに制約が設けられました。そこで登場したのが校内のLANを利用したライブストリーミング配信システム「糸高チャンネル」です。職員室や教室、体育館などあらゆる場所から教室の電子黒板にリアルタイムでライブ配信を行うことができます。しかも、ZoomやGoogle Meetなどのテレビ会議アプリケーションと違い、校外のネットワークを利用する必要が無いので高画質で映像のコマ落ちや乱れもなく安定した配信を行うことができます。始業式や終業式、全校集会はもちろん、学年単位の総合的な探究の時間や人権学習、外部講師による講演会などあらゆる場面で活躍しています。令和3年度の文化部活動発表会では、体育館でダンス部や書道部が行うライブパフォーマンスや、活動を紹介した各部活動のビデオなどを教室に配信しました。また、登校ができない生徒へ、学校行事の様子をYouTubeライブにて限定配信する「糸高チャンネル(校外版)」も活躍しています。
『充実のICT環境』
糸島高校はこれまで福岡県立学校「新たな学びプロジェクト」への参加や「パナソニック教育財団実践研究助成事業」の認定・福岡県ICT活用推進実践研究校の指定など数多くのICT関係のプロジェクトに参加してきました。そして今年度は文部科学省が行う新時代に対応した高等学校改革推進事業(創造的教育方法実践プログラム)に指定されました。参加したプログラムを通して、大学や企業と連携する中で、学校内の技術やICT機器が充実していきました。今年から始まった創造的教育方法実践プログラムでは、360°カメラやVRゴーグルを使用した遠隔授業にも挑戦しています。