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■魯迅と鎌田誠一

■魯迅故居

■鎌田誠一の絵「菊の花」

鎌田誠一墓碑が収録されている「租界亭雑文第二集」の後記の中で、魯迅は次のように書いています。「最後に私はなお鎌田誠一を記念したい。彼は内山書店の店員で、非常に絵画が好きだった。私が3回開いたドイツ・ロシア木刻展覧会はみな彼が一人で飾り付けてくれたものである。」アマチュアの画家である鎌田誠一さんが描いた「菊の花」が応接室に飾られており、魯迅が鎌田さんを大切にしていたことが感じ取れます。




山陰路132番9号。魯迅が死ぬまで生活した家。何度訪れても、外側の通りでは、カメラを持って写真を撮っている学生に出会います。

魯迅は1933年4月11日に転居し、1936年10月19日に死ぬまでここで生活をしました。ここへの引越も鎌田誠一さんが協力しています。

1959年上海市人民政府委員会によって文化遺産に指定されました。

建物は3階建てになっていて、1階が応接室と食堂、2階が書斎件寝室、3階が子供部屋です。

玄関から入ってすぐの応接室に、鎌田誠一さんが描いた「菊の花」と博多人形が飾ってあります。70年前のものですから、色は墜ちています。(上は「魯迅と内山完造写真集」の中にある白黒写真です。)

9時から4時まで。入場料は8元。右側の部屋が事務室になっていて、入場料を払うと、案内してくれます。解説者とは別に警備のおじさんが写真を撮らないように厳しい目で見張っています。

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