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■魯迅と鎌田誠一



■魯迅を救った糸島高校の大先輩

現代中国文学の父と言われる魯迅が書いた「且介亭雑文二集」の中に、「鎌田誠一墓記」という作品があります。この鎌田誠一とは、本校福岡県立糸島高等学校の前身である旧制糸島中学第一回卒業生です。このレポートは、魯迅が鎌田誠一の墓碑を書き、書物の一項に鎌田誠一の名前を残すようになった経緯を紹介します。

ページ作成者は英語教師であり、歴史あるいは文学に関しては素人です。このレポートを閲覧した日本人が魯迅の作品を読み、上海や中国全体に興味を抱き、このレポートの中国語版から入ってきた中国人読者が鎌田誠一を通して、日本や日本人に親しみを感じるようになっていただけたら幸いです。特に、糸島高校がある前原市は、上海市青浦区と友好都市提携しており、中学生の交流が盛んに実施されていますので、70年前の魯迅と鎌田の交流を踏まえて、新たな日中交流を築きあげていけることを強く望みます。

written by; 山崎 稔重 

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